今回のお宅訪問は、Y様邸にお邪魔させていただきました。
閑静な佇まいの素敵なお家です!!
玄関を開けるとお洒落な坪庭が目に入ります。
老舗の京都の料亭のような石灯籠の庭園が、とても落ち着いた雰囲気です。
1Fのフロアーに宮崎椅子製作所のテーブルと椅子などを置かれています。
丸い天板とスリムな脚が特徴的なユニバースダイニングテーブルは、
デンマークのデザイナー、カイ・クリスチャンセンが、
No.42のチェアを宮崎椅子製作所で復刻製作を開始するに際してデザインしたラウンドテーブル。
同時代のデザイナーである、ハンス・J・ウェグナーや、ポーエ・モーエンセンらとともに
デンマーク近代家具デザインの父と呼ばれた、コーア・クリントの思想を継承し、
実用的でスタンダードな美しさを持つ家具を産み出しています。
丁寧に丸く削り出された無垢の天板は、角が無く優しい手触り。
脚も同じく角の無い丸脚で、中央が少し膨らんだデザインになっています。
どの部分を見ても、宮崎椅子の造りの良さを感じていただくことが出来ます。
テーブルの天板は無垢材と突板とお選びいただけます。
肘掛け無し椅子は、ロタンテダイニングチェア。
肘掛けが無く、座面が回転するので、椅子を引かなくても出入りが楽にできます。
7種類の木材、6色のファブリック、3色のPVCレザーからセレクト出来ます。
肘掛け付きの椅子は、宮崎椅子製作所のGINAチェア。
デザインは、数々のグッドデザイン賞を受賞している
家具、インテリアデザイナーの村澤 一晃氏。
どの部分を切っても同じ断面が存在しない連続したラインがデザインの特徴で、
広めに作られた肘掛けが、しっかりと腕を支えてくれます。
張地面積が広いので、ファブリックを変えることで、印象が変わりやすく、
お部屋やインテリアに合わせて、自分好みに仕上げることができます。
どちらの椅子も背と座が一体型になっているので、背中や腰にあたる面が広く、
また適度な弾力性がある為、長時間楽に掛けられます。
日本家屋に北欧デザインの家具がこんなにも合うんだなと痛感させられました・・・
最後にお庭も拝見させていただきました。
青もみじが清々しく、梅雨の時期の鬱陶しさを吹き払ってくれそうです。
まるで、高原のお洒落なリゾートホテルのテラスに居るような錯覚に陥ってしまいました・・・
季節の移ろいと共にゆっくりと時間を過ごせそうな素晴らしいなお宅でした~
お家の中の至る所に奥様のこだわりが感じられ、その審美眼の確かさには脱帽ものですね!
Y様、お忙しい中撮影にご協力いただき誠にありがとうございました。
またのご来店スタッフ一同心よりお待ちしております!!