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WORKS

2024.09.02

熊本市中央区 M様邸

今回のお宅訪問では、熊本市にお住まいのM様邸をご紹介いたします。

玄関からリビングへ入ると、冨士ファニチアの大人気シリーズKotiのソファとリビングテーブルが目に飛び込んできます。
M様はソファに関して迷っておいででしたが、最終的には当初から気に入っていただいていたKotiをお選びになりました。
私もお部屋に配置された様子を拝見し、M様と共に大満足いたしました!
さすが、張地選びも上級者です。個性的な張地なので納品までご心配だったかと思いますが…空間にしっくりと馴染んでおり、大正解でした◎

Kotiソファの特徴は、何と言っても背面のデザイン。シャープなラインと重厚感を併せ持つフレームです。
格子の本数が増えれば増えるほど加工精度や職人の熟練度が求められます。
巾が76mmと広過ぎず狭過ぎないサイズのため、ちょっとした物を置くこともでき、無意識に手に馴染むところも考慮されています。

北欧スタイルをベースにデザインされたKotiシリーズ。飽きずに長く使える芸術性と実用性を備えた満足度の高いシリーズとなっています。

こちらもソファと同じくKotiシリーズのリビングテーブル。
無垢材を丹念に削り出すことで、思わず触れたくなるような滑らかな肌触りに。
開放的な中棚を設けているため、本や新聞などの収納にも最適です。

フィンランド神話に登場する家の精霊「kotitonttu(コティトンッツウ)」から由来する〈Koti〉というネーミング。
製品のコンセプトを暮らしに浸透させたいという願いが込められています。

こちらは広島の常盤家具、トラッドのTVボードは幅2000のサイズです。

無垢材の重厚な質感、木目の美しさを強調したシンプルなデザイン。 
引出しの上側はアクリル板に天然木を貼ることで、引出しを閉めたままでのリモコン操作を可能にしています。

リビングの傍らにはデスクと椅子を。
ルイスポールセンのPH2/1ウォールが優しい光でデスクを照らします。
ご主人様の読書スペースになるご予定とのことです。
将来的には、デスクを別室へ移動させサイドボードを配置したいとのお話もあり、そちらもまた楽しみですね。

杉工場のkivaデスク。
凛とした佇まいの中にも飾らない優しさがある〈kiva〉シリーズ。
柔らかな丸みのある天板と、脚先へと流れるようなテーパードレッグが印象的です。

宮崎椅子製作所のboチェア。
木をひねっているように削り出した背柱など、現在の木工技術を生かしてデザインしたラウンドフォルムのウインザーチェアです。
一本一本、角度を違えて配列した背の丸棒が腰をしっかりと支え、快適な座り心地です。
背部と脚のナラ材がアクセントになっています。

こちらはダイニングスペース。
テーブルはシラカワの〈凛〉を幅2000ミリのサイズでお選びいただきました。

シラカワは日本でも有数の家具の街、飛騨のメーカーです。
木材の見極めと目利きの技術に優れた職人により、この美しい木目の天板が仕上がります。

M様はオイル塗装でお選びいただきました。
ご自身でお手入れをしながら、大切に長くお使いになられると思います。

ただの真っ直ぐではなく斜めにカットされた側面。
シャープな印象でありながらも丁寧に面取りもされており、体をぶつけてもケガをしにくいデザインになっています。
天板厚さ30mmのシャープかつスタイリッシュなデザインで、モダンな中にどこか日本的な印象があるテーブルです。
脚はさり気なく個性を魅せる平たいフォルムになっています。

脚部は二か所の取付箇所があり、今回は内側に取り付けました。

合わせた椅子は冨士ファニチアのNagiアームチェア。
座面と脚は成型合板により美しい曲線を描き、背は無垢材を削り上げ、
異なる技術を組み合わせることでこの愛らしい丸みが生み出されました。
包み込まれるような快適な座り心地です。

こちらはCH24・Yチェア。ビーチ材のオイル塗装です。
ご新居に引っ越される前にご購入されており、木部の色が美しく変化していました。
今後の経年変化も楽しみですね。

ダイニングスペースの照明はルイスポールセンのVL45ラジオハウスペンダントを。
Φ175と250を高さ違いで、バランスの良い絶妙な配置です。
ガラスシェードは三層吹きガラスになっており、外側と内側の層に光沢ある透明ガラスを用い、真中の乳白ガラス層をサンドイッチしています。
ダイニングテーブルを優しく穏やかな光で照らします。
ぼんやりと眺めているだけでも癒しを与えてくれます。



М様邸はチークの床材にウォールナットの家具が馴染み、とても素敵な空間になっていました。
M様はお忙しい中何度もご来店され、ひとつひとつじっくりと家具をお選びいただきました。今後も暮らしの中で、必要な家具を吟味しながらプラスしていかれるご予定です。
私共もこれから長いお付き合いをさせていただければ幸いです。

この度は、ご協力いただきありがとうございました!またのご来店を心よりお待ちいたしております。