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WORKS

2023.04.24

KAB総合住宅展示場 新産住拓様 モデルハウス

2023年4月22日にKAB総合住宅展示場内に
リニューアルオープンした新産住拓様のモデルハウスに家具を納品させて頂きました。

「庭屋一如(ていおくいちにょ)」
いつもの暮らしに「ソトと触れ合えるしあわせ」
をコンセプトとしたモデルハウスは室内にいながらソトの空気を感じられる
とても心地の良い空間でした。

中に入るとさっそく広がる土間リビング。
玄関ポーチから直接入れるリビングは、
ソファに座ると正面に見える外の植栽が目に優しく、とても心地の良い空間です。

こちらには「ARIAKE / 有明」のRAFT SOFA(ラフトソファ)、
TARUKI COFFEE TABLE(タルキ コーヒー テーブル)、
SUMMIT LOUNGE CHAIR(サミットラウンジチェア)を納品しました。

芦沢 啓治氏デザインのラフトソファは、筏のようにシンプルに無垢材を組んだフレームにクッションを載せたソファーです。深い奥行きと低く抑えた背もたれによって、小さなスペースでもフィットするヴォリューム感となっています。使い方もバラエティーに富み、仮眠をとるベッドとしても、広い座面の上であぐらをかくこともできます。

リビングテーブルには、シンガポールとニューヨークを拠点とするGabriel Tan氏(ガブリエル・タン)デザインのタルキコーヒーテーブルを。ブラックガラスからのぞくフレームと脚の組み方の意匠がシンプルながらアイデンティティを感じます。

ソファ横の壁面には、Louis PoulsenのAJ ウォールを。
Arne Jacobsen氏(アーネ・ヤコブセン)デザインのミニマリスティックで特徴的なフォルム、そして完璧な光が空間を引き締めていますね。

ラウンジチェアには、「ソフト・ミニマリズム」と呼ぶ
デザイン哲学に基づいてデザインを行う
Norm Architects(ノームアーキテクツ)デザインのサミットラウンジチェアを。

伝統的なスカンジナビア家具職人の椅子にヒントを得てデザインされたこの椅子は、軽く、透明感があり、椅子の構造をはっきりと見せるデザインになっています。葉巻型の脚にすることで椅子全体に強さと美しさを表現しました。小さな足元、広い肘掛と高めの背もたれで構成されたこの椅子は、リラックスしたおしゃべりにも白熱した議論の場にも適したものとなっています。 「Summit」という名前は、打ち合わせや会議の場で、椅子そのものがお客様をおもてなしするホストの役割を担うことを期待してつけたものです。

土間リビングから靴を脱ぎ1段上がると、素敵なダイニングスペースに。
ダイニングスペースには「ARIAKE / 有明」のBEAM TABLE(ビームテーブル)、ARIAKE ARM CHAIR(有明アームチェア)を。

スウェーデンのヨーテボリに拠点を置くStaffan Holm氏(スタファン・ホルム)デザインのビームテーブル。

テーブル下に見える「梁」は天板と一体化し脚部へと繋がります。そのためテーブル下の構造はこの作品の中で一番面白い所です。この見えない部分への作り込みは、伝統工芸が伝える職人の心意気を表しており、まさにそれがARIAKE の全てであり手をかけた職人の粋です。

先程ご紹介したリビングテーブルのデザイナー
「ガブリエル・タン」氏による有明アームチェア。

有明アームチェアは、手作業と機械加工のバランスを考え作られています。クラシカルとモダンなデティールを組み合わせた形でもあります。こちらのチェアはペーパーコードの他に、革やキャンバスのストラップで座面を作ることも出来ます。

キッチンボードからのぞく風景がとても心地よいですね。

キッチン横から続くセカンドダイニングにはKirch TERRACEのPELIKAN CAFE TABLE(ペリカンカフェテーブル)とPELIKAN CAFE CHAIR(ペリカンカフェチェア)を。

PELIKAN CAFEは『カフェ』の名前が由来するとおりカフェテリア、飲食スペース等、ハードユースなエリアにて使用されても大丈夫なように頑丈に作られ、インドア、アウトドアの両方でも使えます。雨水や溶雪が流れるようにチェアにスペースが空けられており、風、雨、雪、雷など天気の変化にも対応できるような素材で作られています。PELIKAN CAFEは1983年にデザインされフリッツ・ハンセン社によって販売されましたが、現在はKirch TERRACEにて復刻されています。

奥の和室にはHIRASHIMA(ヒラシマ)のCARAMELLA Center Table(カラメッラ センターテーブル)を。

天板には8cmの厚みの無垢材を贅沢に使用した、
ミニマルな造形のセンターテーブルです。
無垢材の素材感をたっぷりと味わうことができます。

腰高で作られた窓から差し込む光が空間を引き締め、
とても雰囲気のある和室となっていました。

続いて2階に上がり1階を眺めることができるホールに設置されたカウンターには、
「ARIAKE / 有明」のBLEST CHAIR(ブレストチェア)を。

ノルウェー出身のデザインユニット
Anderssen & Voll(アンデシェン&ヴォル)によるデザインのブレストチェア。

このチェアは、日本の技術を全面的に表現したいと考え、開発されました。フィンガージョイントによって座面と背板が接合されており、強度を保つ構造になっています。また「Blkest」はノルウェー語で、風という意味です。特徴的なバックピースは風になびく帆や旗をイメージしてデザインされました。

デスクライトにはLouis Poulsen(ルイスポールセン)のNJP テーブルを。
東京2020オリンピックの聖火台のデザインも担当したnendo(佐藤ナオキ)によるデザインです。

眩しさのない直接光でテーブル面を照らし、ワーキングスペースに快適な光を提供します。ヘッド後部の開口部から洩れる光が、アームの一部を照らします。シェードのフォルムは光の向きと広がりを表わしています。ばねを使ったシンプルなメカニズムが自由度の高い動きを可能にしています。

奥には天井のアールと窓の格子が印象的なベッドルームが。

ベッドルームにはALGORHYTHM(アルゴリズム)のFLAT ベッドフレームと、
ROSA サイドテーブルを。

シンプルながらきれいな木目が空間を引き立てます。

ベッドリネンには「自然素材」と「国内唯一の一貫製造」に
こだわるkokikuのリネンを。

今回納品させていただいたKAB総合住宅展示場のモデルハウスは、
室内にいながらソトの空気を感じられるとても心地よい空間でした。

四季折々の風情や空気感、心地よい風、やわらかな光、雨の音。

いつもの暮らしがより贅沢に感じられそうですね。

お忙しい中撮影にもご協力頂きまして、誠にありがとうございました。
ぜひ、新産住拓・KAB総合住宅展示場に足を運ばれてみてください。