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WORKS

2016.01.17

熊本市北区高平 O様邸

それぞれの部屋がお庭とつながる、贅沢な平屋建てのO様邸を訪問しました。

独立型キッチンの南側に続くダイニングルームに置かれているのは、節目を取り入れた無垢材(ソリッドタイプ)のKoti Dining Tableです。
北欧デザインの哲学によって設計されたコティ シリーズは、フィンランド神話に登場する家の精霊「Kotitonttu(コティトンッツゥ)」に由来します。

スカンジナビアンモダンスタイルのテーブルセットに、中央アジア地方のキリムのラグをコーディネートされた、奥様のセンスが溢れる空間です。

先代から受け継がれた、趣のある金網引き戸の食器棚との相性も抜群です。

Koti Armless Chairは、奥様が一目惚れされたピンクのツィード生地で選ばれました。

シックなウォールナット材に、華やかさを与えてくれています。

対面にセッティングされたチェアには、トーンの違うツィード生地でメリハリを出されています。

あとの2脚は色違いの本革を選ばれて、より一層質感をアップされました。

斜めにカットされた天板は、厚みがありながらも幕板を用いないスッキリとしたデザインです。
天板から続く滑らかな曲線が、とても印象的な脚元です。

すばしっこく元気に現れたシュナウザーのワンちゃん♪
スマートなKotiシリーズの前で、凛々しくご挨拶をしてくれました。

「こちらへどうぞ!」と、リビングルームへご案内~・・・

ダイニングセットの組み合わせと同様に、革とツィードがベストマッチのコーナーです。

優美で繊細な文様で織りあげられたペルシャ絨毯を覆い隠すことなく、ソファにはフレックス サイドテーブルを軽やかに添えています。

小振りでありながらも敢えて節目を使用したFREX Side Tableは、コの字を描いた細身なスチール脚です。

カッコいい異素材の組み合わせで、軽量なので移動も簡単にできます。

同室にも、レトロな調度品の数々が置かれています。

ステンドグラスから漏れる優しい光が、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

廊下とは思えないほどゆったりとしたスペースには、ミラー付きのシェルフが置かれています。

その上に下げられたクリスタルのシャンデリアが、ステンドグラスを照らしていました。

レストルームにも、揺れるようなフリルが可愛らしい、ハンドメイドのランプが下げられています。

奥行きを感じさせる豪華なラグを敷かれた奥様のベッドルームには、ブラウンレザーのBKF チェアを置かれています。

突き当りのこのお部屋の窓からは、ご主人が丹精込めて育てていらっしゃる家庭菜園が望めます。

バタフライチェア(Butterfly Chair)の愛称でも知られるスウェーデン製のBKF Chairは、3人のデザイナーによってデザインされ、それぞれの頭文字をとって名づけられました。

深みのあるしっかりとしたブラウンの厚革は、ナチュラルウッドスタイルのインテリアに良く合っています。

肌触りの良い革に身体がすっぽりと包まれ、ロッキングチェアのような座り心地を味わえるチェアの名作です。

気品と優雅さを放つカメオなど多数のアクセサリーは、本物を見極めて来られた証ですね。


隅々まで細やかにディスプレイされた器や花々に心癒され、気さくで仲睦まじいご夫妻との楽しいティータイムを過ごしていると、時間が経つのをすっかり忘れてしまいそうになりました。

O様邸は、和と洋が絶妙に調和した老舗旅館に訪れたような気分にさせてくれる、とても素敵なお宅でした。

是非、またのお越しをスタッフ一同心よりお待ちしています。
どうもありがとうございました!