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WORKS

2023.05.28

宇土市 C様邸

今回は、宇土市のC様邸にお邪魔しました。 

C様邸はもともとご両親が住まわれていた家をリフォームされたとのこと。
妻格子が風格を感じさせます。早速お邪魔するとリビングスペースには「Ritzwell」の『LIGHT FIELD』が。 

福岡・糸島に工場を構えるRitzwellの家具は、時が経っても古さを感じさせない、タイムレスなデザインで、控えめでありながら確かな存在感を放つ、佇まいの美しさが特徴です。ワイズデイは、九州圏内初のRitzwell展示店となります。

ゆったりとしたクッション使いが生み出すくつろぎ感と、厚革のシャープなフォルムに漂う浮遊感が生み出す軽快さ。抑制の効いた絶妙なバランスが、空間に穏やかな安らぎと上質な緊張感をもたらす逸品です。
C様がご用意されたアクセントクッションがとても素敵ですね。

自然素材独特の風合いを生かしたタンニン鞣しの厚革に、丁寧にステッチをほどこして作り上げた確かなフレームラインは、贅沢な素材使いならではの、控えめな美しさを意識したもの。包み込まれるような心地よさを感じさせる大振りなクッションが、ソファ全体に柔らかさをプラスして、凛としたたたずまいの中に優美な印象を与えています。

センターテーブルには「Ritzwell」の『IBIZA FORTE』をお選びいただきました。 
寺社仏閣の屋根に見られる“そり”を彷彿とさせる独特な天板のフォルムが、静かで穏やかな表情の中に確かな存在感を感じさせるリビングテーブルです。

日本の伝統的な様式を内包させながらモダンな表情を見せるこのデザインは、和・洋を問わず、様々なシーンに溶け込む懐の深さが魅力です。

軽やかに浮いたように見える天板のなだらかなラインは、熟練の感覚と技から生まれたもの。
厚みのある無垢材から機械で正確に削り出した天板を、職人が一枚一枚丁寧仕上げることで、贅沢な量感を感じさせつつ繊細で美しいフォルムを生み出しています。

玄関からリビングへとつながる動線にあった飾り壁がとても素敵だったのですが、お話をお伺いするとリフォームの際に左側の柱が構造上、取り除けなかったので同じ柱を3本足して飾り壁にされたとのこと。 
リフォームならではの素敵なアイデアに脱帽です。

続いて、奥のダイニングスペースに目を向けると、マホガニー材が美しいスタインウェイ & サンズのグランドピアノが。

奥様がピアノを、ご主人はサクソフォーンを演奏されるとのことで、普段はお二人の素敵な演奏が響くダイニングなのでしょうね。

そんなお部屋の主役とも言えるグランドピアノの雰囲気を邪魔せず、しかししっかりと主張あるダイニングセットにはRitzwell」の『QX TABLE』『MARCEL CHAIR』『KLINT CHAIR』をお選びいただきました。

左・KLINT CHAIR / 右二脚・MARCEL CHAIR

厚みのある無垢天板とそれを支える重厚な板脚。ボリュームのあるパーツ同士の絶妙なバランスが、抜群の安定感を感じさせるダイニングテーブルです。

天板と板脚だけのシンプルな構造は、天板下のスペースが広く、肘付きのチェアや幅広のチェアなどをスムーズにセッティングできるのが大きなメリットです。そのシンプルな構造ゆえに、チェアのデザインを引き立てる役割を果たしてくれるのもまた、魅力の一つ。

端正なデザインの中に機能性を追求したQXテーブルは、インテリアの名脇役として、心地よいダイニングシーンを約束してくれます。

柔らかな中にも凛とした雰囲気を漂わせる立ち姿は、木のしなやかな特性を知り尽くした職人が、最新の現代の木工技術を最大限に駆使して作り上げたもの。

構造を意匠にまで昇華したデザイン力が、見た目の美しさだけでなく、上質な座り心地を実現しました。3次元曲線で削り出された後脚は、見る方向によって様々に姿を変え美しいラインを描きます。後脚から背中にかけて優美に流れる特徴的なラインは、今までにない独特な形状を生み出し、柔らかく、優しい印象を与えています。

三日月形状の背もたれは背中全体を優しく包み込み、斜めに座った時にも心地よく背中を支えてくれるばかりでなく、肘置きとしても機能し、いろいろな姿勢でフレキシブルにお使いいただけます。

両サイドに合わせて頂いたクリントチェア。

レザーストラップの背もたれが、しなやかに背中に沿いとても座り心地の良いチェアです。

ダイニングの脇には「Louis Poulsen」の『Yuh フロア』が。

デンマーク人とイタリア人の建築家ペアによるガムフラテーシによって2017年にデザインされたこの照明は、シェードは傾斜、回転、上下移動するフレキシブルなメカニックを備え、望まれる場所を照らし、ムードをつくりだします。

また、上部の細い開口部からもソフトな光を発します。

LEDは15-100%で調光可能で、タイマー機能も備えています。

キッチンカウンターには、「柏木工」の『ハイスツール』を合わせていただきました。オークとウォールナットの2素材のコンビネーションがお部屋の雰囲気にあっていて素敵です。



C様邸は、床材や建具などは基本的に明るい色味の無垢材をお使いなのですが、

今回お選びいただいた家具や作り付けのTVボードなど、

要所々々に落ち着いた色味のウォールナットを選ばれています。



2トーンでコーディネートするとお部屋にリズムが出て心も弾みます。

最後に、隣のお部屋を覗かせていただくとご主人の趣味のお部屋が。

男のロマンが詰まった素敵なお部屋に取材させていただいた私も興奮しました。

こだわりの音響機器の前で本を読むご主人様の手元を照らすのは、

「moda en casa」の『LOUNGE MINI』。

ループ型デザインのフロアランプで、ラグジュアリーな雰囲気をもたらします。




今回納品させていただいたC様邸は、ご夫婦のこだわりが詰まった居心地のいい空間でした。

C様お忙しいところ撮影にご協力頂きまして、誠にありがとうございました。



またのご来店心よりお待ちしております。